劇団ひとりと特許

約2時間で、「完全図解 知的財産検定2級」
ざっと、第1章〜第3章を読み終わりました。
只今、休憩中です(^^)

第1章は、知的財産権の概要や意義など。
第2章は、知的財産検定2級の概要や傾向など。
そして、第3章は、知財の花形(?)の特許・実用新案についてです。

特許について、原則やアウトラインが示されていました。
先願主義、とか、審査主義、とか、パリ条約、とか。

特許って、「独占的に利益を得る権利」のイメージがありましたが、
「発明をどんどん公開してもらう!」のがそもそもの目的。
オープンにすることで、技術の進歩を促すことを目的にしてるんですね。
オープンにした人に、権利を与えて、どんどん公開を促しましょう。
理にかなった法律だ、うんうん(今更納得!)。

人間の英知って、科学技術に限らず、先人のが生み出したものの積み重ね、ですよね。

例えば落語だって、たくさん古典落語を見て、師匠の落語を学んで、
話の構成や、演じ方の技術を身につけて、初めて世間に通用する新作落語ができる。
一方で、落語の構成や笑わせ方を応用して、新しいピン芸を生み出す。
劇団ひとりなんか、落語を応用してますね。
2人の人を演じる場合、上、下に、顔の向きを分けるとこや、
なにかと何かをかけた、うまいことを織りまぜて、話や笑いに厚みを持たせる。

話がそれました。
いやはや、人間の知的創造行為に関して、興味がつきないのです(^^)

そうそう、なんで劇団ひとりが出てきたかって?
それは、「やぐちひとり」という劇団ひとりの出演番組を見て、
知的財産に興味を持ったからなんです(^^;
劇団ひとりが、封筒に関する発明を考えた!
「封筒にあらかじめひもをつけておけば、その紐をひっぱるだけで、封筒が開くじゃない?」
出演者、スタッフ、そして視聴者の私も「お〜!」と声を上げました。
しかし、翌週、その発明に関して、弁理士さんが登場してコメント。
「テレビでもう公表してしまった事実は、保護されないんですよ」
何それ!
それが、学習のきっかけでした(笑)