営業の方から学んだこと

最近「営業」という職種の方は、どうしてこうも魅力的なんだろう、と感動しっぱなしです。
たくさんの人を見てきているからでしょうか。
短い時間の中で、端的にお話しされる訓練を積まれているからでしょうか。
おっしゃることの一つ一つに重みがあります。

先日、派遣会社の登録に行ってきましたが、
気づかされることがたくさんありました。
私が業務に関連の低い資格をたくさん取っていることを、
業務経験のなさからくる、自信のなさが原因だと見抜いたのでしょう。
(…これは私も昨日まで自覚のなかったことです(^^;)

「結局、採用されるか、されないかは、人柄ですよ」
「どんな職種でも、気配りのできる人は伸びます」

わかりやすい例えを用いて、ご自身の価値観や体験を惜しげもなく披露され、
私の軌道修正を、精一杯行って頂きました。
1つ1つの言葉が、心に響いてきます。

案件をまとめる為の高度な営業トークに巻き込まれた?

それは私にもわかりません。
しかし、自らの価値観や体験を赤裸々に語ることは、
否定される怖さもあり、恥ずかしさもあり、非常にリスキーな行為です。
目の前の案件に全力で取り組んでいたことには、変わりありません。

その方は、こうもおっしゃっていました。
一期一会の精神で、人当たりよく、気軽にいきましょうよ。
「結局人なんて30分や1時間話したくらいじゃわからないんですから」
いえ、私は、30分ですべてを見抜かれたと思いました。

しかし、それで恥ずかしいとか嫌な気がしなかったのは、
その方の人柄に他なりません。

結局、今回の登録では営業の方の意に添うことがなく大変申し訳なく思います。